練習とは。

      2018/01/16

なんのために練習している?

 

 

初回のレッスンで決まって言っている。

入部してから、先生に言われるまま、先輩に言われるまま、教本に書いてあるまま、何のために練習しているか意識せずに練習が始まる。

目的がはっきりわからないまま手段だけを押し込まれている状態である。これでは上達が遅い。いや、人によるか。僕は部分的な作業をするときも全体を把握していたほうが作業が捗る。

例えるなら「相手よりも多く、相手のゴールにボールを入れる」というサッカーのルールを言われないままパス練習しているのに近い。目的がわからないまま手段だけ鍛えている状況だ。

 

 

 

では音楽の目的は何か?

 

 

 

それは「何かを表現すること」だ。感情かもしれないし景色かもしれないし物質かもしれないし時間かもしれない、この世の森羅万象含めた「何か」だ。

表現したいことがあるから音を出す。そしてその表現したいことは演奏者の中にしか存在しない。作品には作曲家の表現したいことも当然宿っている。演奏者はその作曲家の意図もくみ取り自分の中に消化して表現しなくてはいけない。

 

結局最後には演奏者の中にある表現したいことを表現するしかない。その音で表現したい「何か」は何だろう。

 

その表現したい何かを、より表現できるようにする経過が練習だ。という持論。

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 - レッスン, 打楽器