演奏家はガムテープ以下の存在です。

   

近頃、レッスン料や演奏報酬について演奏家から相談受けます。
・依頼者の提示金額が少ない場合の対処
・自身のレッスン料の決め方
などなど。
マネジメントの話っすね。
マネジメント専門的に習った訳ではないけど、色々実践して、落ち着いた自分のやり方書きます。
値段設定に関して考えることは、ざっくり「安くして回数増やすか、高くして回数減らす」か。
けど、事はこんな単純には考えられず、
高く設定すると仕事が減ることだけでなく、自分を評価し頼ってくれた方との『縁』を切ってしまいそうなことが心地悪いんですよね。
だから多少安くても引き受けてしまう演奏家がいっぱいいます。
それぞれの戦略なので、いくらに設定してもいいと思います。
ただ一点、相談くださる方に共通して言ってることは、金額提示をこちらから先出しにするとストレスはグッと減るってことです。
提示された金額が見合わない場合、
「その金額で呼べそうな信頼できる方探しましょうか?」と、『縁』を切らずに力になれたりしますから。
自身のレッスン金額提示の方法としては、
(方法というかニュアンス?)
「私のレッスン料は○○分○○円からに『なっています』」という風に、
(『なってます』がポイントです。『です』ではないのです)
「演奏家の私」とは別に「マネジメントする誰か」がいるものとして、設定しておくと幾分か気が楽です。
演奏家は商品なので、ホームセンターに並ぶガムテープと同じです。
僕達はガムテープです。
いいえ、人間なんてドス黒い地球を壊し続ける生き物はガムテープ以下なのかもしれません。そもそもら人間さえいなければ、、、
話がそれました。
例えばガムテープに全く値札が貼ってなかったらどうでしょう?
まず買いづらいすよね。
さらに「お客様の言い値で」って書いてあったらあったらどうします?
お店の方に気を遣って想定より高い値段を言うか、安く済ませられる機会だと思って安く買うか。
高い値段を提示されたガムテープは嬉しいですが、買った方は後々「もしかして損してないか?」と疑問が残ります。
安く買われたガムテープはガッカリしますよね、「僕の価値はそんなものか」と。
つまり「お客様の言い値でどうぞ!」で、希望値段と言い値が釣り合い、皆んなが皆んなスッキリ幸せは激レアです。なかなかないので、そんな夢見るようなやり方はおススメしません。
ガムテープに値札貼ってないと誰かしらがストレス感じやすいので、「マネジメント」の存在を勝手に作ってまずは値札を明示することが大事です。
すべて「時価」の高級お寿司屋さんのようにするのも1つの手ですが、音楽業界は全体が不透明で皆んなが「時価」になってるので安く見積もられがちです。
山のように並ぶガムテープの中で、布テープになるかクラフトテープになるか黒色になるか白色になるか、、、
その価値を作っていくのは「演奏家」の仕事っす。
それに対して需要と供給のバランス見て値段設定するのが「マネージャー」の仕事っす。
一人で両方やるのがセルフマネジメントっす。
架空のマネージャーを自分の中でつくれば、セルフマネジメントしやすくなります。
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ナニコレ?コンサルタント?みたいな内容ですが、
セルフマネジメントできなくて過労で身体壊したという演奏家もいらっしゃったので、個人的な考えですが書いときました。
ちなみに僕のレッスンは1分100円から。プラス交通費っす。30代のうちはおそらく値上げしません〜。

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