楽しむために。

   

人はそれぞれいくつもの小さな瓶を持っていて、

音楽の瓶だったり、勉強の瓶だったり、友達の瓶だったり、家族の瓶だったりする。

その瓶に知識や要求、義務、自分に起こるあらゆる経験が入れられる。

空だった瓶が満たされていくのは楽しいんだ。

しかし詰め込みすぎる溢れてしまう。

溢れてしまうと楽しくなくなる。もう要らない。

溢れてしまったら、中身を減らそう。時間が経てば自然に減るし、他にも減らす方法はあるはずだ。

溢れているにもかかわらず無理やり詰め込むと、瓶は割れてしまう。
そうすると二度と経験を入れられない。

経験を瓶の中に入れる楽しさを味わえなくなる。

音楽に携わる人間として、生徒たちの「音楽の瓶」を決して割ってはいけない。

そんな不幸を授けてはいけない。

人によって瓶の大きさは違うからちゃんと一人一人と向き合おう。

 - レッスン