音楽活動の3要素とは
音楽活動をする上で、3つの要素がある。
芸術性、商業性、教育性の3つ。
現在の音楽界の活動全般という意味では3つ。時代によって求められるものは変わるからね。現代で大きいのはこの3つ。ちなみに「福祉」はこの先大きくなるけどまだちょっと弱い。
『芸術性』は音楽において不変で普遍である。自己の表現のために存在する音楽で、外界からの影響が及ばない。
『商業性』は聴衆に好まれることを目的とすること。ゆくゆくはお金を稼ぐために行う音楽で、聴衆を強く意識する。具体例は「売れる為ならどんな音楽でもする」みたいなこと。非難してるみたいだけど、そんなことはないです。誤解のないように。
『教育性』は教育的であること。新しい体験を提供したり、現状の課題を解決する手助けになるかどうか。20年前までは「教育性」という方向は少なかったが、ここ最近は重要な要素になっている。
現代の音楽活動においてこの3つのバランスは重要になっている。『芸術性』はほか2つと違い孤高の存在だが、『芸術性』を担保しながら他2つへのアプローチは可能だ。
限りなく近づけることができる3つの要素だが、完全に重なることはあり得ない。
地域や対象年齢によって、プログラムを変えたりアプローチを変えたりできるが、対象を意識した時点で自分の『芸術性』に100%従って演奏ではなくなる。
教育を目的にした場合、お金の話なんて二の次なので教育性と商業性も重なることはない。
今の活動がどの要素が濃いか、この3つのバランスを意識しておかないと、活動の方向性がぶれたり下手になるから大事ですよ。
だからなんだっつーブログ。