緊張との向き合い方

   

職業柄で緊張する機会が人より多いと思う。

初めて行くオーケストラ、リハーサル、本番、裏拍、ピアニッシモ、曲頭、曲終わり、リタルダンド、初めて行く指導、運転、アイドルオーディション番組。毎日緊張して忙しい。

 

 

学生からも質問されることは多々ある。

 

「緊張しない方法ありますか?」

 

 

 

ないよ。あったらこっちが聞きたいよ。仙人になりたいよ。

 

 

実際は緊張すること自体は悪いことじゃないし、ある程度の緊張がいいパフォーマンスにつながることもある。

どの程度の緊張がいいか、というのは人による。過去のうまくいったパフォーマンスをした時、どんな精神状態だったか振り返る必要がある。統計で考えるのである程度の場数が必要になる。演奏のみではなく、講演や発表の機会も含めて振り返る。うまくいった時の精神状態を意識的に作ることが大切になる。

どの程度準備して本番に臨むか、本番の日は何時間前に起きて何を食べたか。人と話をしたか。などなど出来るだけ細かなことまで振り返り、自分の中でうまく行く法則を見つけるといい。これの結果生まれるのがスポーツ界でよく聞く「ルーティン」というやつ。スポーツでもメンタルがいかに大事かわかる話だ。スポーツにおいて大事なのだから音楽において大事なのはよくわかるだろう。

コンサートは日によって時間も違うし、移動もあったりで音楽家の生活は不規則極まりないが、その中でもルーティンを大事にして本番を迎える人がいる。僕が知るその人たちは、超一流だ。最近思うが、超一流がルーティンを取り入れているのではなく、「生活の全てをパフォーマンスのために準備する覚悟がある人」がルーティンを取り入れ、結果超一流になっている。超一流ほどストイックだ。

 

 

僕のブログはよく脱線するけど、「誰かの参考になれば」と思って書き始めるが、結局何か言いたいわけではないし、いわゆる「参考になる」ブロガーなんて目指してない自己満足ブロガーなので脱線したまま終わります。

 

 

 

 - 雑事